水の都ヴェネツィアは、美しい運河や歴史的な建造物で有名ですが、観光客にとって公衆トイレの情報は意外と見つけにくいもの。
この快適な散策のためのガイドでは、ヴェネツィア(イタリア)における公衆トイレの場所や利用方法に加え、交通手段やショッピングに関する役立つ情報もご紹介します。
ヴェネツィアのトイレ事情
公衆トイレ(有料)
ヴェネツィアには、街の主要な広場や観光スポットの近くに有料の公衆トイレが設置されています。
- 料金と支払い方法
料金は1.5ユーロです。現金(コイン)またはクレジットカードで支払うことができます。 - 主な設置場所
- サン・マルコ広場
- リアルト橋周辺
- サンタ・ルチア駅
- ローマ広場
- アカデミア橋周辺
- ムラーノ島、ブラーノ島
トイレ利用時のマナーと豆知識
- トイレットペーパーがないことも
イタリアでは、トイレットペーパーが備え付けられていない、または量が少ない場合があります。ポケットティッシュを常に携帯しておくと安心です。 - 男女別の表示に注意
イタリアのトイレは、**「Uomini(uomo)」が男性、「Donne(donna)」**が女性です。間違えないように注意しましょう。 - チップは必要?
チップは必須ではありませんが、トイレの清掃員が待機している場合、小銭を気持ち程度(50セント〜1ユーロ)渡す人もいます。
事前にトイレの情報を知っておくことで、ヴェネツィアの街歩きがもっと快適になります。これらの情報をぜひ活用して、素敵な旅を楽しんでくださいね。
旅行前の準備
最適な季節と気候
ヴェネツィアは年間を通して観光客で賑わいますが、ベストシーズンは春(4月~5月)と秋(9月~10月)です。この時期は過ごしやすい気温で、湿度も低く、観光に最適です。夏(6月~8月)は暑く湿度も高く、観光客で非常に混雑します。冬(11月~3月)は寒く、雨や霧の日が多いので、暖かい服装が必要です。 acqua alta (高潮)が発生する可能性もあるので、注意が必要です。
ビザとパスポート
日本国籍の方は、90日以内の観光目的の滞在であればビザは不要です。ただし、パスポートの残存有効期限が出国日から3ヶ月以上あることを確認してください。
現地通貨
通貨はユーロ(EUR)です。クレジットカードは広く利用できますが、小さなお店や市場では現金が必要な場合もあります。
健康と安全
ヴェネツィアは比較的安全な都市ですが、スリや置き引きには注意が必要です。特に観光客が多い場所では、貴重品の管理を徹底しましょう。
旅行前に海外旅行保険に加入することをお勧めします。また、常備薬は忘れずに持参しましょう。
持ち物リスト
- パスポート (残存有効期限に注意)
- 航空券/交通機関のチケット
- 現金(ユーロ)およびクレジットカード
- 海外旅行保険証
- 常備薬
- スマートフォンおよび充電器
- 変換プラグ
- 歩きやすい靴 (ヴェネツィアは石畳が多いです)
- 雨具 (折りたたみ傘など)
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス
- 虫除けスプレー
- エコバッグ (買い物に便利)
- 水筒 (ヴェネツィアの水道水は飲用可能です)
- ポケットティッシュ (公衆トイレにトイレットペーパーがない場合もあります)
- ウェットティッシュ
- 小さめのリュックサック (観光時に便利)
おすすめモデルコース
半日コース:サン・マルコ広場周辺を満喫
ヴェネツィアに到着したら、まずはサン・マルコ広場を目指しましょう。 水上バス(ヴァポレット)でアクセスするのが便利です。ローマ広場からだと1号線または2号線で約15分、料金は€7.50です。到着したら、まずは広場のシンボル、サン・マルコ寺院を見学。その後、ドゥカーレ宮殿や鐘楼にも足を延ばしてみましょう。これらの観光スポットにはトイレが併設されているので安心です。広場周辺にはカフェやレストランも多く、休憩がてらトイレを利用することもできます。所要時間は約3時間、費用は寺院と宮殿の入場料で約€40です。
サン・マルコ広場周辺にはお土産屋さんもたくさんあります。 ムラーノガラスやベネチアンマスクなど、ヴェネツィアならではのお土産を探してみてはいかがでしょうか。トイレ休憩を挟みながら、ゆったりとショッピングを楽しむのがおすすめです。
1日コース:ゴンドラとリアルト橋を満喫
半日コースに加えて、ゴンドラ体験とリアルト橋観光を加えた1日コースです。 サン・マルコ広場からゴンドラ乗り場までは徒歩で約10分。ゴンドラに乗船し、ヴェネツィアの美しい運河を約30分かけて周遊します。料金は1艘€80程度で、最大6名まで乗船可能です。ゴンドラ乗り場周辺には公衆トイレもあるので、乗船前に済ませておきましょう。
ゴンドラ体験後は、リアルト橋へ向かいましょう。 徒歩で約20分、またはヴァポレットで数駅です。リアルト橋を渡り、周辺の商店を散策。リアルト市場では新鮮な魚介類や野菜が売られており、活気あふれる雰囲気を楽しむことができます。リアルト橋周辺にも公衆トイレが設置されているので、安心して観光できます。所要時間は約6時間、ゴンドラと昼食を含めて費用は€150程度です。
2日コース:離島ムラーノ島とブラーノ島へ
ヴェネツィア本島に加えて、ムラーノ島とブラーノ島を訪れる2日コースです。 1日目は本島観光、2日目は離島観光に充てます。ムラーノ島へは、Fondamente Noveからヴァポレットで約20分。ガラス工房の見学やガラス製品のショッピングを楽しめます。島内には公衆トイレも設置されています。
ムラーノ島からブラーノ島へは、ヴァポレットで約40分。 カラフルな家が立ち並ぶブラーノ島は、写真撮影スポットとしても人気です。島内を散策し、お土産を探したり、カフェで休憩したりしましょう。ブラーノ島にも公衆トイレがあります。2日間でヴェネツィアを満喫できる充実したコースです。所要時間は2日間、ヴァポレットの往復代や食事、お土産などを含めて費用は€300程度です。
少し変わったヴェネツィアの楽しみ方
ゴンドラ漕ぎ体験に挑戦!
観光客としてゴンドラに乗るのもいいですが、せっかくヴェネツィアに来たなら、自分でゴンドラを漕いでみるのはいかがでしょうか?
Row Veniceなどの団体がゴンドラ漕ぎのレッスンを提供しています。
ベテランのゴンドリエーレから直接指導を受け、静かな運河を自分の手で漕ぎ進む体験は、忘れられない思い出になるでしょう。
予約は各団体のウェブサイトから可能です。料金は80ユーロ前後です。
ブラーノ島でのレース作り体験
カラフルな家々が立ち並ぶブラーノ島は、レース編みが有名です。
観光で訪れるだけでなく、レース作りのワークショップに参加して、伝統的な技術を体験してみましょう。
Martina Vidal Veneziaなどの工房で初心者向けのコースが開催されています。
自分で作ったレースはお土産にも最適です。予約は各工房に直接問い合わせるか、ウェブサイトから行えます。
料金はコースの内容や時間で異なりますが、50ユーロからとなっています。
地元のバーカロでチケッティとワインを楽しむ
ヴェネツィアの人々の日常に触れるなら、バーカロ巡りがおすすめ。
バーカロとは、ヴェネツィア独特の立ち飲み居酒屋のこと。
カウンターで地元産のワインと小皿料理「チケッティ」を楽しみましょう。
Cantina Do MoriやAl Mercàなど、老舗のバーカロは特に雰囲気があります。
予約は不要で、ふらりと立ち寄って気軽に楽しめます。チケッティは1つ2~3ユーロ、ワインはグラス3~5ユーロ程度です。
スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコの見学
サン・ポーロ地区にあるスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコは、
ティントレットの大作で埋め尽くされた壮大な建物です。
天井画や壁画の迫力は圧巻で、じっくりと時間をかけて鑑賞したい場所です。
公式サイトからオンライン予約も可能です。入場料は10ユーロです。
グルメとお土産
ヴェネツィアの食を堪能!絶対に外せないグルメ
ヴェネツィアならではのグルメを堪能せずに帰るわけにはいきません!新鮮なシーフードを使った料理から、伝統的な軽食まで、様々な味があなたを待っています。
- シーフード料理:アドリア海の新鮮な魚介類を使った料理は、ヴェネツィアで必ず味わいたい一品。フリットミスト(様々な魚介のフライ)や、濃厚な魚介のスープ、パスタなど、バラエティ豊かです。特に、リゾット・アル・ネーロ・ディ・セッピア(イカ墨のリゾット)は、見た目も味も印象的なヴェネツィア名物です。
- チケッティ:ヴェネツィアのバルで楽しめる小皿料理。バカラオ(干し鱈)のペーストを乗せたブルスケッタや、小さなサンドイッチ、串焼きなど、種類も豊富で価格もお手頃です。ハシゴしながら色々なチケッティを楽しむのがおすすめです。
- トラメッツィーニ:三角形のサンドイッチ。様々な具材が挟まっており、手軽な軽食として人気です。ハムやチーズ、野菜など、お好みの味を見つけてみましょう。
おすすめレストラン&屋台
美味しいグルメを楽しむなら、おすすめのレストランや屋台をチェック!
- リストランテ・アラ・テスタ:地元の新鮮な食材を使った本格的なヴェネツィア料理が楽しめる高級レストラン。
- トラットリア・アル・ガット・ネロ:家庭的な雰囲気で美味しいシーフード料理が味わえるトラットリア。
- ダル・モル:リアルト橋近くのチケッティの名店。豊富な種類のチケッティをリーズナブルに楽しめます。
- リアルト市場:新鮮な魚介類や野菜が並ぶ市場。周辺には軽食を楽しめる屋台も出ています。
ヴェネツィアならではのお土産を探そう!
旅の思い出に、ヴェネツィアならではのお土産を選びましょう。
- ガラス工芸品:ムラーノ島で制作される美しいガラス製品は、ヴェネツィアを代表するお土産。繊細なグラスやアクセサリー、カラフルな置物など、様々なアイテムがあります。ムラーノ島で購入するのがおすすめですが、ヴェネツィア本島でも多くのショップで見つけることができます。
- 仮面:カーニバルで有名なヴェネチアンマスク。華やかな装飾が施されたものからシンプルなものまで、様々なデザインがあります。お土産としてだけでなく、実際に仮面舞踏会に参加するのも良い思い出になります。
- ブルレッティ:ヴェネツィアングラスを使った小さなビーズ。ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーに加工されています。カラフルで華やかなデザインが人気です。
- ゴンドラの模型:ヴェネツィアの象徴であるゴンドラの模型もお土産として人気です。様々なサイズや素材のものがあります。
知っておくと便利な情報
現地での交通手段
ヴェネツィアの主な交通手段は、水上バス(ヴァポレット)、水上タクシー、そしてゴンドラです。
ヴァポレットは路線バスのようなもので、様々なルートがあり、ヴェネツィア本島はもちろん、周辺の島々へもアクセスできます。料金は乗車時間や距離によって異なり、回数券や時間制のパスも購入可能です。チケットはヴァポレット乗り場やタバッキ(たばこ屋)で購入できます。水上タクシーは割高ですが、目的地まで早く移動したい場合に便利です。ゴンドラは観光客向けで、料金は交渉制です。
歩くのもヴェネツィア観光の醍醐味。迷路のような路地を散策しながら、隠れた名所を発見するのも楽しいでしょう。ただし、橋の上り下りが多いので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
インターネット環境
イタリアの主要通信事業者は、TIM、Vodafone、WindTreなどです。空港や街中の携帯ショップでプリペイドSIMカードを購入できます。
多くのカフェやレストランでは無料Wi-Fiを提供しています。ホテルでもWi-Fiが利用できることが多いですが、有料の場合もありますので事前に確認しましょう。
言語
公用語はイタリア語です。観光地では英語も通じますが、簡単なイタリア語の挨拶を覚えておくと、よりスムーズなコミュニケーションができます。
チップ文化
レストランでは、サービス料が含まれていない場合は、料金の10%程度のチップを渡すのが一般的です。バーやカフェでは、お釣りの小銭を置いていく程度で構いません。ホテルのポーターやルームサービスを利用した場合にも、チップを渡すのがマナーです。
緊急時の連絡先
警察:112
救急車:118
消防:115
在イタリア日本国大使館:+39-06-487-991 (ローマ)
総領事館(ミラノ):+39-02-6241141 (ミラノ)